Mon Paris
こんにちは。
東京、名古屋のフレグランス(香水)メーカー、ジャパンスタイルフレグランスの大野智恵美です。
2019年も暮れようとしています。
皆さまは、いかがな一年をお過ごしになりましたか?
今日の画像は、こちら。
今年も夏に訪れた時に撮った、パリのギャラリーラファイエットの美しい天井です。
パリを初めて訪れたのは、大学生の頃。
当時、まだまだ子供だった私は、海外自体に慣れていないこともあり、始終緊張しっぱなし。
何を見ても、ワクワクの手前のドキドキの方が大きかったように思い出します。
そんな道中で、私の心を引き付けたのは、このギャラリーラファイエットの天井でした。
煌びやか、そして、重厚。
お買い物は、品物だけじゃない。
この鮮やかさの中にいるからこその時間の使い方が、お買い物をするということ。
この行為は、新しいショッピングモールに行くのとも(きれいだけれど)、ネットで注文するのとも(便利だけれど)、そんなこととは、また、べつのこと。
ギャラリーラファイエットのこの建物ができたのは、1912年につくられました。
およそ100年。
その間にあった出来事を考えても、たくさんの人がここに来て、それぞれがどんな気持ちで、この天井を見上げたことか。
歴史の中で、ここを訪れた人の一人だと思うと、それがワクワクでした。
この瞬間に、私は、ギャラリーラファイエットが、ギャラリーラファイエットがあるパリが大好きになったのだと思います。
今の私を構成しているものごとのいくつかは、この初ギャラリーラファイエットの衝撃に由来すると思うのです。
食品フロアは、図書館で資料を探すように歩き、香水フロアは花畑を散歩するように。
この頃は、まだ自分がこんなにも食いしん坊なことは、知りませんでしたし、香りを仕事にはするだなんて、全く想像もしていませんでした。
ここ数年、名古屋三越さまに定期的に出店させていただいています。
商品の準備をする度に、私はギャラリーラファイエットにときめいた自分を思い出します。
大きな仕事はできないけれど、訪れた方の楽しみや喜びのお手伝いができれば幸いです。
2020年は、1月名古屋駅の名鉄百貨店さま、2月名古屋三越星ヶ丘店さま、4月名古屋三越栄店さまと百貨店が続きます。
外観は程遠いのですが、店頭にいる時の私は、パリのブティックマダムですよ。
来年もよりよろしくお願い申し上げます。
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