アントワネット
こんにちは。
東京、名古屋のフレグランス(香水)メーカー、ジャパンスタイルフレグランスの大野智恵美です。
フランス、と言えば、
皆さんは、どなたの名前が一番に出てきますか?
ナポレオン、ジャンヌダルクをあげる方も多いと思いますが、私にとってはこの人よりほかにありません。
マリー・アントワネット
きっかけは、小学3年生の時に読んだ、子供向けの伝記物でした。
挿絵のアントワネットの愛らしいことや、ドレスが華やかなことに、まずは心惹かれたのを、よく覚えています。
フランスに行きたい!
これが、私のフランス好きのスタートでした。
そういう私に、学校の先生は、
「今は、誰もあんなドレスは着ていないのよ」と言いましたが、
そんなことは、小学生だって知っていました。
だって、当時の日本にだって、侍姿の人はいませんでしたから。
その時読んだ、あの一冊が、私の人生に、長々影響を与えるのですから、本の威力は絶大です。
大学生の時に念願叶って、初フランス。
その頃には、大好きなアントワネットの知識も増えていて、コンコルド広場もヴェルサイユも胸がいっぱいで回りました。
今回のこちらの画像は、革命の時に貴族や思想家が投獄されたコンシェルジュリーの中です。
私には嬉しいことですが、館内が激しくアントワネット推しになっていて、観光客を喜ばせていました。
いやぁ、フランス、ってのは、すごい国ですね、って思うのは、この点です。
フランス国民によって投獄され、処刑されたアントワネットです。
その彼女を観光の大きなネタにしている、って。
現在でも、アントワネットが過ごした部屋は見学ルートに入っています。
小さな窓は中庭に面し、時にはそこで遊ぶ子ども達を見ていたのだそうです。
アントワネットを記す本の中には、彼女のおしゃれっぷりを知らせる記述が多くあります。
その中によると、アントワネットは大変なお風呂好きだったそうです。
投獄中も、お風呂を持ち込んでいた時期もあったとか。
当時のフランスでは、入浴はそれほど頻繁ではなかった様子。
そのために、身につける香りは、おしゃれプラス、マスキングの役割があったようで、ムスクの効いたずっしりとした強めの香りが主流だったそうです。
その中で、お風呂好きのアントワネットは、軽やかなラベンダーやバラの香りを好んだそうです。
アントワネットの可愛らしい一面が香りの好みからうかがえますね。
私のアントワネット好きは、何度か開催している〈プリンセスセミナー〉で題材によく登場しているので、もうご存知の方は、はいはい、またまたー、というところでしたでしょうか?
歴史好きで、ご興味ある方は、是非、アントワネットの会をリクエストしてくださいね。
アントワネットについて、資料をお見せしながら、まだまだ語りますよ。
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