2020年5月 3日
季節の香り
こんにちは。
愛知県名古屋市のフレグランス(香水)メーカー、ジャパンスタイルフレグランスの大野智恵美です。
お出かけの機会が少ない、このところの運動不足を解消しようと、最近は自転車移動が多くなりました。
急に暑くなった、と、言っても、5月の日差しと風は、自転車には心地よいです。
地下鉄移動では、見られなかったものを近くで見られたり、知らなかった道を通って、かわいいカフェを見つけたり、そんなお楽しみもいただいています。
自転車で走ると、どちらでも、自転車ライダー、ランナーの皆さんが、多いことに驚きます。
そして、当たり前ですが、皆さん、マスクにサングラス。
これ、前シーズンだったら、怪しがられて、避けられますよね。
自分でも、鏡みて、笑えました。
この藤は、昨日の名城公園です。
自転車寄り道。
ついでに、降りて、マスクを外して深呼吸。
あぁ、
これは、よく知っている5月の空気。
この季節の香りがする空気。
よかった。
よい時に、藤に出会えて。
よかった。
空気に触れられて。
よかった。
季節の香りを忘れてなくて。
ウィルスやら経済やら、周りの状況は厳しいことが多くて、悲しい気持ちになることもありますが、こうして、季節の香りを吸い込むと、世の中の愛を感じたような気分になれます。
ちょっと大袈裟ですか?
私の考えの一つには、
〈心地よい香りが身近にあれば、すさんだことなど考えない〉というものがあります。
これ、多分、間違っていないと思います。
心地よい環境は、ちゃんと周りにあったのに、なんだか、感じることを避けている、なんてことも、この時代、ありそうだな、と思いました。
私は、仕事の紹介をする時に、
〈お気に入りの香りで、優しい気持ちに〉とか、
〈香り豊かな暮らしで、心穏やかに〉というフレーズを使うことがあります。
マスクは、ウィルスから私たちをガードしてくれる大切なアイテム。
でも、ちょっと心のガードも固くなってしまいがち。
1人の時間や、家族との場所では、どうぞ、今の季節の香りも感じてくださいね。
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