今の子供は、未来の絵が描けるかな?
こんにちは。
愛知県名古屋市のフレグランス(香水)スクール、ジャパンスタイルフレグランスの大野智恵美です。
今日の午前中は、リモートレッスン。画面の向こうは栃木県。でも、こうして並んで写真が撮れちゃう。
リモートも、すっかり当たり前になったけれど、これ、10年前なら、驚きませんか?
名古屋市には科学館なるものがあります。
各フロアで、テーマが別れていて、体験学習ができるようになっています。私が子供の頃、「通信」をテーマにしたフロアには、「テレビ電話」がありました。
もちろん、技術的には、その時代、50年前でもできたのですが、日常に、ツールが使われるには、ちょっと未来のことだと感じていました。
その当時、人間の「未来」は便利で早くて、快適で、「夢の世界」に近いイメージを持っていた気がします。
さて、ここでちょっと、疑問。
今の子供たちは、「未来」の絵が描けるかしら?
自動車も電車もインフラが整ってスムーズ。住宅は空調管理も快適。仕事だって、リモートでOK。
さあ、皆さんは、どんな未来があると思いますか?
午後のレッスンのティータイムで、ちょうどこんなお話しになりました。
これ以上の「快適」って、なんだろう?
もちろん、「安全」や「容易」は、これからも求められるのだけれど、私が子供の頃に思い描いた「明るい未来」は、そこにあるのかしら?
考えてみれば、SF的な「明るい未来」が描けたのは、その元になる情報が大人たちから与えられていたからだと思います。
「近い将来に、こんなことが実現する!」
アトムも宇宙ステーションも、大人に教えてもらって、一緒にドキドキワクワクしていたのです。
ねぇ、どうですか?
私たちの未来。
最近のアニメ作品には、近未来的な世界が描かれても、日常の延長で、誰の創造の範囲内でもあるように思えます。
それじゃあ、未来は夢みられないなぁ。
「争い」がテーマのものもありますね。
でも、それでは、やっぱり、明るい未来は思い浮かばないなぁ。
何を夢見て、何を求める。
そんなことを、大人が考えて、世の中に出していかなきゃね。
私がやっていることは、毎日の暮らしを香りで彩ること。
リラックスやリフレッシュを自分で作り、優しい気持ちを持てるようになること。
本当にささやかなことだけれど、そこから「未来」につながることを、私は考えて、発信していきたいです。
私も、「未来」を作っています。
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